第1章 スーツ | 収録写真数 |
渋い中年親父の魅力を最大限に引き出すために、普段はほとんど着ないというスーツを着てもらった。鋭い眼光とシンプルなスタイルの組み合わせは、ドラマチックな物語を想像させてくれる。ズボンを脱ぎ、下半身が剥き出しになっても、日本刀を連想させる硬くシャープな視線が失われることはなかった。 | 7枚 |
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第2章 甚平と褌 | |
撮影対象がパパではなく親父である以上、甚平と褌という和の定番を外すわけにはいかない。案の定、実際に身に着けてもらうと、どちらも普段着のようにしっくりとする。股間のわずかな面積だけを覆い、それ以外は男らしく堂々と晒す日本古来の下着は、締める人によっては素っ裸よりもずっと肉感的に見える。あまりにもよく似合うので、褌を締めたまま横から一物を出して、射精直前まで扱きあげてもらった。漏れた精液が納豆のように手と肉棒に絡みつき、淫猥な二本の糸を引いた。 | 14枚 |
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第3章 海パン | |
もともと趣味のダイビングが高じて海の家を始めたということだったので、海パン姿も披露してもらった。ダイビングの楽しさについて語るときの顔は、それまでのクールで硬派な印象が影を潜め、少しはにかんだ優しく温かみのある表情に変わった。周囲に誰もいないときは、たまにウェットスーツを脱いで素っ裸で潜ることもあるよ、といたずらっぽく教えてくれた。 | 12枚 |
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第4章 作業着と鉢巻 | |
オフシーズンの間は、作業着に鉢巻姿で運送業に精を出しているそうだ。さすがに板についている。仕事の後の汗まみれになった体からは、どんな匂いがするのだろう。撮影前にシャワーを浴びてもらったので、いまは石鹸の匂いしかしないが、金玉を紐で縛りながら鼻を近づけてみると、甘くて苦い独特の香りをかすかに感じ取ることができた。 | 10枚 |
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第5章 台所 | |
体の隅々までじっくりと観察するため、台所のテーブルの上に寝そべってもらった。食事をするための場所にある男の肉体は、食欲と性欲を同時に刺激する。そして、そのまま素っ裸で食卓についてもらうと、そこには一家の主としての日常を引き摺るがゆえに不思議なリアリティのあるエロティシズムをかいま見ることができた。 | 21枚 |
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第6章 ベッド | |
ベッドでポーズをとってもらった。勃起した男根、押し開かれた毛深い肛門。撮影の合間に携帯に保存された娘さんの写真を見せてもらったが、父親似の可憐な美少女で、何よりの自慢だそうだ。そんな家族思いの普通の父親の体が、カメラの前で卑猥な見世物と化し、その屈辱に顰められた表情とともに記録されていく。その瞬間には、なぜか妙に哀しい美しさがあった。 | 15枚 |
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第7章 縄と射精 | |
「SMはちょっと」と最初は拒絶されたものの、なんとか説得して縛り上げることに成功した。亀甲縛りにされ、押入れに押し込められ、バーに手錠で吊るされた男の姿には、拘束され、征服された男の哀しみがあった。そのまま一時間放置して戻ってみると、あの鋭かった眼光が哀願するような眼差しに変わり、命令されるままに自ら一物を扱いて大量に射精してくれた。こうして、海の男は未知の海域へと船を漕ぎ出したのである。 | 21枚 |
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| 計100枚 |